東電福島原発事故の被害の実態と、原因・責任を解明し、人権の回復と、脱原発社会を目指す、法律家・科学者・ジャーナリストのネットワークです
全国研究・市民交流集会
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全国研究・市民交流集会
2020年 全国研究・市民交流集会
「第5回「原発と人権」全国研究・市民交流集会 in ふくしま」
オンライン プレシンポジウム
福島原発事故から10年 これまで と これから
2020年10月3日(土)
東京電力福島第一原発事故から10年。いまだにふるさとに帰れない避難者は、9〜10万人と推定され、様々な困難が新たに発生しています。
健康状態の悪化。極めて高いストレス。社会機能に障害を生ずるまでの抑うつ・不安。経済的困難。住宅支援打ち切りに対する不安。等々。
帰還を希望する避難者も、高い放射線量、医療・福祉体制が回復しないこと、ライフラインをはじめ生活環境が整わないこと、生業が失われていること、などから、まだまだ帰ることが出来ないでいます。原発事故の被害の膨大さ、過酷さ、被害回復の困難さを改めて思い知らされます。
にもかかわらず、東電はまともに賠償に応じようとしません。
政府は、被害者への補償を次々と打ち切り、帰還を強制してきています。また、広範な世論を無視して原発の再稼働を強行しています。原発の危険性が明らかとなり、事故原因すら十分に解明されていないのに。
こうした状況の中で、本企画では、そもそも、私たちは、核エネルギーについてどう捉え、原発の問題にどう向き合ったらよいかについて講演をいただき次いで、被災地福島の現在の状況、訴訟の現状と展望、各地の市民の運動についての報告を受けて、現状をどう転換できるか考えたいと思います。
【第5回「原発と人権」全国研究・市民交流集会 in ふくしま 案内&プログラム】
(PDF)
プログラム
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主催者挨拶
磯野弥生(実行委員長)
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核燃料サイクルと核エネルギーのあり方について
池内 了さん
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10年目の被災地の今
レジュメ
資料
伊東 達也さん
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飯舘などのリスクの高い復興を問う
糸長 浩司さん
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司法戦略について〜裁判の到達点と今後〜
判決要旨
声明
南雲 芳夫さん(弁護士・『生業を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟弁護団)
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福島原発避難者訴訟仙台高裁判決報告
米倉 勉さん(弁護士・原発被害弁護団全国連絡会代表世話人)
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〜各地の原告団・弁護団からのリレー報告〜
■東海第2原発
差止訴訟,県民投票について
■福井
県内の原発の現状について
■青森
核燃料サイクルと核のゴミについて
■九州
川内原発/玄海原発差止訴訟・避難者訴訟福岡高裁判決について
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まとめ 松野信夫(実行委員)
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